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Sexaholics Anonymous
セクサホーリクス・アノニマス

しらふを得て、しらふにとどまるには

ステップに取り組み、ミーティングに行き、神を理解しながら、どう信じるかを学ぶ。そして、性的で渇望にまみれた空想や習慣を取り込み、妄想するのをやめる。夫や妻との性行為だけに限定する。さらに、自分とのセックスもしない。つまりマスターベーションをしない。自分とのセックスなしには死ぬと感じているかもしれないが、経験から言えば、事実死ぬことはない。

具体的には、性的な渇望による空想で楽しむのもやめる。ポルノ画像等を捜すために、インターネットを使用するのもやめる。性的な刺激を求めて性器に触れるのもやめる。性的な渇望でいっぱいの出版物を読むのをやめる。成人向け書店、ストリップ劇場、その他いかなる性的な内容や、性的渇望を売りにしている場所へ行くのもやめる。性的な行動の引き金になるような場所を避けるため、移動の道筋も選ぶ。渇望や恋愛をかなえる人たちと連絡を取るのもやめる。向こうから連絡を取ってきても、応答しない。性的な対象の相手や、筋書きを意図的に思い出すのをやめる。

既婚の性依存症者の中には、一定の期間、あえて互いに禁欲することで、性的なしらふに集中できると気づく者もいる。どれほど長く回復に取り組んでいても、一定期間の禁欲は、夫婦生活や夫婦関係を洞察するのに有用な手段だ。セックスは複雑なものではなく、全く選択可能であると気がつく。

商用や所用で渇望が湧いたり、性的な引き金になると知っているところ(スーパマーケットやショッピングモール、空港等も含む)へ赴く場合、仲間の誰かを呼んだり、、電話したりする。行ってみて居心地が良くなければ、単純にそこを離れる。こうした行いをやめるとき、衝動が過ぎ去り、しらふを続けている自分に気づく。しらふでいることが、毎日の生活の中で一番大切なことになる。

私たちは祈りを使う。魅力的な誰かに対し、もう一度見たい誘惑に駆られた時、私たちは祈る。「神様、あの人に恵みを与え、私をお救いください。」平安の祈りや第3ステップの祈りは効果がある。一片の紙を取り出して、同じような状況の際に、しらふを維持してくれる自分を超えた力に対し、感謝の念を祈りにして書くのも一つの方法だ。性的にしらふにとどまる自分を支えるために、SAプログラムのあらゆる手段を利用する。